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「ベルトをクイクイやるダンス」「怒りのあまりTシャツが破ける」が強烈な印象を残す
アクションコメディ映画。
私をインド映画沼に引きずり込んだ名作です。

このイラストは「世界のおじちゃんと音楽」展のために描いた「最高にゴージャスでハッピーなミュージカルシーンを演じるサルマン」。

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アイテムソングの「堕天使ムンニ(Munnni Badnam Hui)」のイメージで描きました。



余談ですがこのイラスト、ケララのサルマン・カーンファンクラブで勝手に使われてました(笑)

「サルマン・カーンは日本において最も有名なアジアの俳優」って適当なキャプションがつけられています。



あらすじ

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破天荒な警察官、チュルブル・”ロビンフッド”・パンデーがギャングを倒したり恋に落ちたりする話。
(細かいところ覚えてなくてすみません)

感想



この映画はとにかくこの曲「Hud Hud Dabaang」に魅力がすべて集約されていると思います。

「イートーマキマキ」な独特な動き、そこからのベルトをクイクイやる踊り、
サルマン・カーンの脇汗、太陽を掌握するチープな映像、
トロフィーをもってにじりよる男たち、
インド映画のダンスシーンとは思えない男くささ…

この曲の魅力を一言では表せないのですが、この曲を聴いていると「自分の悩みってちっぽけだな」と感じます。

私がすごく落ち込んでいる時、泣いている時、私の夫はそっとこの曲を流してくれます。

イントロの「ダンダンダダダ…」が聞こえてきて、そこからのホーミー(モンゴルの伝統的な歌唱法)、
「ウンバータッタ、ウンバータッタ」という謎の掛け声…

ここら辺の導入部分でもう笑ってしまって、悩みどころの騒ぎではなくなります。

私の人生の最もつらい時を支えてくれたのはこの曲といっても過言ではありません。
多分、人生の最後の瞬間の走馬灯には「Hud Hud Dabaang」が流れていると思います。
それくらい、私の人生になくてはならない曲です。


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当時1歳の息子も大好きな曲でした

こんな出会いもありました


まとめ

南インドテイストを取り入れた過剰な演出と、清濁併せ吞むチュルブル”ロビンフッド”バンデーの底知れぬ魅力。
「人生ってもっと適当でいいんだな」と教えてくれる名作です。

2022年2月時点で配信サービスがありませんが😢、「Hud Hud Dabaang」を聞いて明日も頑張りましょう。



映画の概要
ダバング 大胆不敵(Dabangg)
公式サイト